国立劇場へ。

こんばんは。


お休み2日目は国立劇場に行ってきました。

「仮名手本忠臣蔵」

完全通し狂言の二か月目です。


今月も11:00~16:15までの長丁場。

それでもお客の入りが良くて大盛況です。

ロビーが混雑していて、歩きにくいなんて久しぶりでした。


先月の続き「道行旅路の花聟」からスタート。

出演者が先月と変わるのですが、

歌舞伎役者さんがすごいのは時代感が変わらず、

私が続きとしてすっと話に入っていけるところ。


塩谷判官の刃傷事件のその後、

赤穂浪士たちの物語が展開していきます。


何といっても、菊五郎さんの勘平が心に刺さりました。

勘平役にはいくつか型があるそうです。


音羽屋型を継ぐ菊五郎さんの勘平は初見ではないけれど、

私も少し歌舞伎を観る経験が増えてきて、

それを感じることができたような気がします。


4年前に猿之助さんが演じたのは上方の鴈治郎型。

当時、亀治郎さんが鴈治郎型をしてみたいと思ったのがわかったような。


また、それについては別に書きたいと思います。


道行の錦之助さんと菊之助さんが、

わかってるけど美しい(笑)

亀三郎さんの伴内もよかった。


五段目だけの登場の松緑さん。

定九郎役が似合いますね!もっと観たかった。


六段目、菊五郎さんがとてもカッコよくて、

おかるの菊之助さんが美し過ぎて。

おかるの母、おかやの東蔵さんが悲劇を際立たせ、

とても印象に残りました。


七段目、吉右衛門さんの由良之助が圧巻。

でも、心が震えるほど良い場面に出合ったと思ったのが、

平右衛門の又五郎さんと、おかるの雀右衛門さん。

ラストの平右衛門に泣けたよ~。


一力茶屋の茶屋メンバーがとっても華やかで、

上方っぽくて皆さん素敵でした。


亀三郎さん亀寿さん隼人さんの勢いがいい!

隼人さんの風格が二人に追いついていました。


力弥の種之助さんが、凛々しい美男子。。

でもほっこり(笑)



先月から観ていると、

今まで単発で観てきたのと感じ方が違います。

時の流れを感じることができ、

来月の討入まで、私の心もどんどん感情が積み重なっていく。

良い体験させていただいてます。


すっごく面白かったです。

有難うございます。


詳しい感想はゆっくりと。


今週は、入院している姪が外泊で家にいることになりました。

私は少しお役御免です。

ということで。。。

ワンピースを観に行けそうです!

楽しみです。



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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