キャラクターof the Year 結。
こんばんは。
冬晴れの穏やかな一日でした。
ワンピース歌舞伎でウソップを務めた井之上チャルさん。
ABCラジオの番組アシスタントを今日で卒業なさいました。
昨年の東京公演後からずっと聞いてきました。
ラストの口上はとても感動しました。
7年務めた番組への想い、
ワンピースで辛かった時にラジオに助けてもらった感謝、
リスナーの皆様、まわりのスタッフへの感謝を、
一生懸命語っていました。
私は短い期間のリスナーでしたが、
チャルさんの三枚目キャラにたくさん笑わせてもらいました。
楽しい時間を有難うございました。
来年、東京でお待ちしています。
さて、今年の猿之助さんのお役を振り返る三日目。
夏が終わり、9月の歌舞伎座「藤間会」で、
久しぶりに猿之助さんの素踊りを堪能しました。
10月はいよいよ座頭として巡業公演です。
巡業では不可能と言われた、
「三代猿之助四十八撰の内 獨道中五十三驛」
発表された時は心底びっくりしました。
でもさすが猿之助さんです。
巡業versionとして、宙乗り、早替りを軸に筋立てなさいました。
巳之助さんとのダブルキャストは話題となり、
思惑どおり!?大盛況でした。
憧れていた京都春秋座に初めて足を踏み入れることができました。
猿之助さんが芸術監督を務める劇場です。
ご縁がある時を自然と待っていました。
劇場も快適、友人たちのお陰で道中も快適。
猿之助さんの化け猫も健在で、
巳之助さんの早替りに拍手!でした。
そして、大トリは「エノケソ一代記」
三谷幸喜さんと共演はワクワクしました。
喜劇俳優の素質あり!と太鼓判を押された猿之助さん。
きっと笑わせようとしているのではなく、
真面目に演じている結果が面白い(笑)
三谷さんいわく、
自分を冷静に外側から見ることができる人は喜劇役者に向いている。
猿之助さんは’離見の見’の精神が身に付いているから、
すごく納得な意見でした。
エノケンに憧れるエノケソは、
まるで自分自身を見ているようでもあり、
初回はボロボロに泣きました。
切なくて哀しくて。。
でも千穐楽には愛しい存在になっていました。
幸せは人それぞれ。
そして、猿之助さんで一年を結ぶことができ幸せでした。
一年を通して、観ていない公演ももちろんあります。
書いていることが出演の全てではありません。
あくまでも私が観劇した猿之助さんの演劇です。
どれが一番よかったということではなく、
深く心に残るお役は誰かなぁとふと考えました。
私は、佐吉です。
7月歌舞伎座の猿之助さん海老蔵さんの大歌舞伎は、
私にとってどんなに嬉しく楽しく幸せな一か月だったか。
先代が続けてきた7月歌舞伎座の猿之助奮闘公演。
四代目にやっと繋がったと思いました。
中でも夜の部「荒川の佐吉」は、
猿之助さんが役になっていく。。というか、
役が猿之助さんに近づいていくのが、
観るたび楽しくて楽しくてしょーがなかったです。
私が江戸っ子ということもあり、
江戸の世話物は大好きです。
亀治郎の時のイメージだと、
佐吉を演じる時がくるなんて奇跡です。
猿之助さんが年を重ね、
このお役をどう演じていくかが楽しみになりました。
卯之吉を演じる猿くん、辰五郎の巳之助さんとの別れのシーン。
花道を行く佐吉に惚れました(笑)
次に想うのは’お里’
あのキュートさがたまりませんでした。
猿之助さんの娘役が可愛いことが世に知れた(笑)
思わず一階席を買い足してアップで観劇してしまいました。
今年も猿之助さんのお役はバラエティにとんでいました。
どれも大事な思い出です。
有難うございました。
来年もまた全力で応援いたします!
aya。
2コメント
2016.12.31 00:14
2016.12.30 15:18