一番太鼓。
こんばんは。
今日は歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」初日でした。
おめでとうございます。
恩師と二人で昼の部に行ってきました。
開場前に’一番太鼓の儀’が行われるということで、
少し早めに行きました。
何となく勘九郎さん傳左衛門さんが見える場所で、
お二人を見守ることができました。
強かった風も弱まり、温かいくらいの日差し。
空気がピンとして清々しい。
歌舞伎座玄関前に太鼓が設置され、
正面には報道陣が大勢陣取っていました。
観客はその両サイドに何重にもなって見物です。
お二人が登場すると、
大きな拍手と’おめでとうございます’の声がかかります。
初めに勘九郎さんがマイクでご挨拶。
印象的だったのは、広がった青空の話題を出し、
頭をくいっと上に向けて、何とも言えない感動したお顔をしたこと。
そして、ちょっと空を指さして、
「父ですね。。これは完全にうちの父親。。」
勘三郎さんが晴れにしてくれた。。そうとれました。
勘九郎さんがお父様の話をするのを
こんなに至近距離で観たのは初めてでした。
グッときました。
その後、傳左衛門さんが太鼓を叩きます。
青空にどこまでも響いていくような音。
私自身が清められたような感覚でした。
祝 江戸歌舞伎390年。
江戸時代から続く役者さん、囃子方さん、そして太鼓の音。
その音を聞き、歌舞伎座の玄関に入る時の幸福感といったら。。
幕開きは、勘九郎さんの猿若、七之助さんの出雲の阿国。
ここから江戸歌舞伎が始まる。。
とても贅沢な気分を味わえました。
有難うございました。
一緒にいた恩師も感激ひとしお。
お連れしてよかった。
お芝居も全て面白かったです。
そのお話はゆっくりと。
aya。
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