「艶姿澤瀉祭」

こんばんは。


博多の旅を綴っています。

写真は、ずんこさんからいただいた粋なお土産の一部です。

猿之助さんの記事が載るフリーペーパー。

すっごく嬉しかったです。

有難うございます。


★内容に触れますのでご注意を。



さて、昼の部ラストは今回唯一の新作「艶姿澤瀉祭」!

(瀉の漢字は本来’わかんむり’です)


猿之助さんいわくレビュー!!

第6景から構成され、役者ほぼ総出演!


予想を上回る楽しさでした!

猿之助さんの新作は1回では消化不良というのが身に沁みました。


というのは、猿之助さんが面白すぎて、

猿之助さんしか見ていなかったという。。。。(笑)

もったいないことにフォーメーションなど、

あまり全体像が浮かんできません。


第一景「光」は市瀬秀和さんによる剣舞。

今ご本人がおいくつなのかわかりませんが、

10代の頃から時代劇に憧れ、その世界に入ったと聞きました。


本身を使っているのですよね?

藁のような束をばっさばっさ切りまくります。

初めて生で観て感動でした。


第二景「翔」は、巳之助さんの龍神と隼人さんの鬼神。

白と赤の毛で神々しく、舞台近くで見たので迫力ありました。

花道に来た巳之助さんの足拍子?

床の構造もあるのかもしれませんが、私たちの席ごと揺れた(笑)


第三景「賑」は、大勢の芸者さんによる民謡メドレー!

リズムある民謡にのって、どんどんフォーメーションが変わります。

SKDとか、AKBとか。。。のイメージ(笑)

照明もキラキラしてます♪


気が付けばセンターに猿之助さんが!

芸者姿に目が釘付けでまわりが入ってこない(笑)

色っぽくて可愛い。こんな猿之助さんは久しぶり!

少し微笑んだ感じがたまりません。


猿之助さんの横で踊る猿三郎さんがとっても美しい!

blogを呼んでワクワクしていましたが、想像以上にキレイでした。


黒田節の寿猿さんが素敵です。

寿猿さんも一日通して出番が多くて大活躍です。


そして、噂の「深川マンボ」きました!

猿之助さんは芸者から早替りで首抜きのお衣装。

粋な男でマンボですよ。


遠征最大の幸せな瞬間でした。

深川マンボは昔からある日本舞踊です。

テンポが速くて、ちょっと面白いステップです。

言葉で表現できないのがもどかしい。


この時の猿之助さんの表情ったら惚れる(笑)

私の大好きな大衆演劇風メイクで、

流し目、ニッと結んだ口元。。セクシーすぎます(笑)

目線がこちらに飛んできたら、間違いなく失神していたと思う。。。

お願いだから、こっちを見ないで~という心境(笑)


息も止まるほどの勢いで凝視していたら、

一緒に踊っていた巳之助さん隼人さんの記憶が全くない。

新作は1度では満足できないのを忘れていました。

もう一回観たいです。


歌右衛門、雪之丞の笑顔をも超える猿之助さんでした。

もうサイコー♪


第四景は「艶」

白無垢姿の4人が圧巻です。

笑三郎さん笑也さん米吉さん梅丸くん。


米吉さんはスッポンから登場です。

スッポン横に座っていたのでお顔も下から見ることできました。

可愛いから美しい女形さんになりましたね。


4人の引き抜きも圧巻で、貴重な瞬間でした。

なかなか無い演出です!さすが猿之助さん。


見とれていたら、藤娘で猿之助さん登場です。

いやいやいやいや可愛らしい。

花道にきて踊ります。

藤の花が私の頭の上を行き来しました。

有り難い感じ(笑)


第五景は「炎」

平岳大さんのフラメンコ対長唄三味線&囃子。

猿弥さん猿四郎さん喜猿さんもカッコイイ。

長唄さんたちはマイク付き。

BGMとの掛け合いは大変ですね。


4人のお衣装はスーパー歌舞伎のお衣装とか。

平さんの足元が見えなくて残念でしたが、

本場ダンサーのような風格と踊りに圧倒されました。


ラスト第六景は「夢」

出雲の阿国が創始した歌舞伎踊りの様子です。


役者さん方、お弟子さん方までほぼ総出演で踊ります。

華やかで幸せな風景です。


そこに’名古屋山三’の猿之助さんが宙乗りで三階から降りてきます。

天から舞い降りたようで美しかったです。


観ながら一瞬一瞬が愛おしく、

時が止まってほしいと思うくらいでした。


でもやはり猿之助さんしか記憶にない(笑)

夢のよう。


是非東京で再演をお願いします。



その後は、またまた「雪之丞変化」

今度は一階席から楽しみます!



aya。

aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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