後世へ。
こんばんは。
今月の歌舞伎公演が全て千穐楽です。
たくさん楽しませていただきました。
有難うございます。
私も今月の司会が千穐楽でした。
あっという間の一か月でした。
博多座の余韻で心がポカポカした状態が続いています。
ですが、3日間連続マイクを持ったら一気に現実に戻りました(笑)
博多座は素晴らしい劇場でした。
音響設備やライティング、音の響き、気持ち良い大向う、
客席の椅子、ロビーの雰囲気、そして何より人の温かさ。
三階席の椅子が座り心地抜群なのがいいです(笑)
一階三階に座り、どちらも音がクリア!響きもgood!
昨日も書きましたが、
音響や舞台機構のお陰で、お芝居がゴージャスになったと思います。
明治座や中日劇場で拝見した時は、
少し昭和なレトロな感じが正直してました。
猿之助さんも劇場の雰囲気に合わせていたのかと。
それが博多座ではジャンプアップ。
お芝居の新鮮さ、ドキドキったらなかった。
「雪之丞変化」では、
ライティングが世界観とぴったりマッチしていました。
廻り舞台を使った猿之助さんの登場が面白かったです。
前回はセリ上がってきただけなのに、今回は回っちゃった(笑)
ヤマトタケルやワンピース、スーパー歌舞伎で多様してきた手法です。
やはり入れてくるんだなぁ。。と(笑)
猿之助さんらしい登場シーンでした。
思えば、中日劇場は花道がなかったので、
雪之丞と浪路の道行シーンはなかったはず。。。。。
あれが入っただけでグッとロマンティックになりました。
そして「男の花道」では、
独吟などの生音と録音BGMのつなぎ方というか、兼ね合いというか。。
違和感なくスムーズでした。
生音は音階がBGMにつられそうになる。。
ご苦労があると聞きました。
なので、人力が大きいとは思いますが、
音響設備が良いのも一つ理由かと思います。
私はどちらかというと、
男の花道のほうが歌舞伎座で上演してほしいです。
観てその想いが湧き上がってきました。
長谷川一夫さんも歌舞伎座でなさっているそうなので、
猿之助さんも立ってくれると信じています。
あ、でも歌舞伎座で「伊達の十役」も観たいけど。
かかるような気がしてなりません←妄想(笑)
多くの人に猿之助さんの歌右衛門を観てほしいです。
夢だなぁ。
また、今回は新たな猿之助一座の出発を見たように感じます。
春猿さん方が新派に移籍し、
右團次さん方が海老蔵さんと共演が増える今。。。
出演するおもだか屋の皆さんが大きな役を務め、
一人一人が際立っていました。
巳之助さん隼人さん米吉さんも、
これから猿之助歌舞伎の常連になってほしいと切に願います。
竹三郎さん門之助さん男女蔵さんがいてくださるのは、
観ているこちらもすごく嬉しいし安心します(笑)
蔦之助さんももうテッパンですね。
平さん市瀬さん、私の中ではもう常連さん。
先代がスーパー歌舞伎を多くの役者さんと作り上げたように、
猿之助さんも仲間がどんどん増えています。
四代目は四代目の道を進んでほしいです。
それを見ていきたいです。
上演した二つのお芝居は、
猿之助さんが後世に繋いでいきたいとおっしゃいました。
そのためにはまた上演しないと!(笑)
また歌右衛門、雪之丞に会いたいです。
そして、レビューもお願いだから観たい!
猿之助さんのマンボ観たいです。
新橋演舞場でお願いします(笑)
またいつか。
会える日を楽しみ待っています。
有難うございました。
aya。
8コメント
2017.02.27 11:46
2017.02.27 11:45
2017.02.27 11:27