熊谷陣屋。
こんばんは。
久しぶりに潤いの雨が降りました。
歌舞伎公演のチラシをいただき春を感じています。
5月大阪松竹座。
猿之助さんは昼夜出演です。
昼に三代猿之助四十八撰。
中村屋が新作歌舞伎を上演する4月赤坂ACTシアター。
ちょっと怖いチラシです(笑)
赤坂大歌舞伎も観たいのですが、
同月、猿之助さんが出演する歌舞伎座に集中します。
さて、その4月歌舞伎座のこと。
猿之助さんが出演する演目の話をしてきました。
三つ目は「熊谷陣屋」です。
これは頻繁にかかる演目。
記憶に新しいのは、昨年秋の芝翫さんの襲名公演です。
その他、吉右衛門さん幸四郎さん、
若手では海老蔵さん染五郎さん松緑さんで拝見しました。
中でも、仁左衛門さんが急きょ休演し、
初日開けて2日目から千穐楽まで代役を務めた松緑さんの熊谷は忘れません。
熊谷の妻、相模はほぼ魁春さんの記憶です。
藤十郎さん玉三郎さん、当代の雀右衛門さんや七之助さんも
それぞれ一回づつ観ていると思います。
私としては、あまり得意ではないなぁと思う演目ですが、
こう頻繁にかかると物語も自然と頭に入ってきます。
今ではわりと好きです。
このお話は観てのお楽しみのほうがよいと思うので内容には触れません。
重厚な時代物です。
ストーリーには二人の母が登場します。
熊谷の妻 相模。
熊谷の敵方 平敦盛の妻 藤の方。
猿之助さんは相模を演じます。
熊谷は幸四郎さん。
藤の方は高麗蔵さんです。
源義経は染五郎さん。
最近、猿之助さんの母役は富に素晴らしいなぁと思っています。
1月の演舞場でも素敵でした。
猿之助さんは一度、相模を演じています。
2004年5月南座です。
亀治郎時代で20代の時ですね。
花形歌舞伎だったようで、
熊谷を当代芝翫さん、義経は愛之助さん、藤の方は芝のぶさん。
何だか新鮮です。
その頃を知らないけれど、
私は猿之助さんの相模役を初めて観るので楽しみです。
熊谷陣屋自体が新たな感覚で観ることができると思います。
高麗屋さんとガッツリ組んだ時代物。
1月2月とは違った猿之助さんを観ることができます。
4月の三つのお役は猿之助さんでは初見です。
今からワクワクしています。
桜の頃が待ち遠しい。
aya。
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