どんつく。
こんばんは。
今日は5月大阪松竹座の記者会見がありました。
猿之助さん勘九郎さん七之助さんが並んだ写真にワクワクします。
以前、浅草歌舞伎のチラシで三人一緒を観たけれど、
最近はなかったので嬉しいです。
貫禄がついて、より素敵な男性になったなぁと思いました。
会見の中で、5月の公演中に猿之助さんが
宙乗り1000回を達成する話がありました。
確か昨年8月21日の弥次喜多が900回でしたね。
無事に1000回を達成していただきたいです。
さて各座は今月もあと少しです。
「どんつく」の楽しいリズムを思い出します。
歌舞伎座昼の部の「どんつく」は、
心がウキウキしてすごく面白かったです。
十世坂東三津五郎三回忌追善狂言
「神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)」通称’どんつく’
常磐津による舞踊劇です。
巳之助さんが荷持どんつく役です。
お父様の三津五郎さんで拝見したことがあります。
追善狂言とあり出演者が豪華です。
幕開き、ずらっと並ぶ役者さん方のセンターに巳之助さん。
それを見ただけで何だかグッときました。
三津五郎さんもこの中で踊りたいだろうなと思いました。
亀戸天神が背景なので、馴染があり生の情景が浮かびます。
どんつくは田舎者。
優しそうであったかい雰囲気でした。
長い手足が優雅だったり、コミカルだったり、
巳之助さんの踊りは本当に楽しかったです。
特に心奪われたのは、女踊り。
お面をかぶって女性を踊ります。
巳之助さんではなく女性でした。
すごいなぁ。。この時ばかりはまわりに目がいきませんでした。
江戸っ子親方 鶴太夫は松緑さん。
貫禄あってカッコイイ!
立ち姿に惚れました(笑)
玉の曲芸は見ていてちょっと緊張しましたが、
その分上手くいって会場が盛り上がりました。
松緑さんと一緒に巳之助さんに絡むのが亀寿さんの太鼓打。
とっても自然で難しいことをさらっとやってしまう。
すごい方です。
小道具の扱いが一番自然で好きでした。
時蔵さんの芸者、魁春さんの白酒売は艶っぽい。
太鼓持の秀調さん彌十郎さんはおかしみたっぷりで、
町娘の新悟さんは華やか、子守の右近さんは可愛い。
海老蔵さんの若旦那は何だか目がいっちゃうし、
大工の菊五郎さんは存在感がすごかったです。
そして、團蔵さん彦三郎さんもいらしゃり、
全員が舞台前方で横一列に並んだ様子は圧巻です。
皆さんが♪どんつくどんつく~踊るのがすっごく楽しい。
幼い頃に見た、ドリフが番組で横一列で踊るのを想いました。
客席も一緒に踊ろう!なんてなったら嬉しいのにな(笑)
巳之助さんには、巳之助さんのどんつくをこの先も踊ってほしい。
その進化を見ていけたら幸せです。
春らしいあたたかな余韻でした。
楽しかったです。
有難うございました。
aya。
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