團菊祭も。

こんばんは。

お写真は歌舞伎座の幕見ロビーにある大きなポスター。

「團菊祭五月大歌舞伎」の新しいバージョンです。

物凄くかっこいい♪

俳優祭で亀三郎さんの頑張りに感動して以来、

そのお人柄にとても親近感を感じて注目しています。

でも。。

昼の部の襲名披露狂言「石切梶原」がちょっと苦手。。。

夜の部のチケットしか手元にありません。

このポスターを見て亀三郎さんが素敵でちょっと心が揺らぎました。

また、歌舞伎座劇場内にあるこの号外。

読むと、昼の部「吉野山」の海老蔵さん菊之助さんペアは、

なんと初顔合わせだとか！

勘違いして観たつもりでいました(笑)

さらに心揺らいでいます。

夜の部の襲名披露狂言「対面」はだんだんと好きになった演目。

それに「伽羅先代萩」の菊之助さんの政岡が観たいし、

怖い八汐役の歌六さんも好きです。

沖の井の梅枝さん、松島の右近さんは並んだら綺麗だろうな。

なんといっても仁木弾正の海老蔵さんが好きです。

以前、拝見した時、スッポンからの登場で、

スッポンの上の方から観劇していた私は、

姿が見えないのに妖気が上がってくるのを感じました。

すごかったです。

男之助の松緑さんも楽しみですし、

梅玉さんの勝元、右團次さんの民部もワクワクします。

キリは舞踊で、松緑さんと亀寿さん。

「弥生の花浅草祭」は大好きです。

江戸っ子の血が騒ぎます。

平成中村座で染五郎さん勘九郎さんで拝見しました。

’善’と’悪’のお面を付けたまま長い間踊っていたのが印象的。

ラストは獅子になり毛ぶり。

観ていてもかなりハードなのがわかりました。

その平成中村座で一生の思い出ができました。

私は桜席に座っていました。

桜席は舞台上の上手下手の二階部分に作られた、

平成中村座ならではのお席です。

幕が閉まると私たちも幕の内(笑)

染五郎さんと勘九郎さんが、

獅子の精に早替えするのが桜席から丸見えでした！

舞台には幕がかかっていて、幕前で大薩摩の演奏中だったかな。

正面からは役者二人は全く見えません。

私の席からは横目で、染五郎さんが上半身裸になって顔をして、

まわりでお弟子さんたちが団扇であおいで、

顔ができるとF1のピットのように数名で衣装を着せて、

鬘をかぶるのが近くで見ることができました。

染五郎さんが確かblogか何かで、

桜席にはお楽しみがあると言っていたのがこれでした。

わざと見せてくれていたのだなぁと。

一生お客であろう私には二度とない経験でした。感謝。

この舞踊がかかると知り、その時を想いました。

偶然にも同じ5月です。

その平成中村座が勘三郎さんを拝見したラストになってしまいました。

来月は踊りの名手と言われる松緑さんが踊ります。

息ぴったりの亀寿さんとです。

ますます楽しみ。

歌舞伎座は、追善＆襲名披露＆初舞台！

華やかなひと月になりそうです。

aya。