歌舞伎座夜の部。
こんばんは。
今日は歌舞伎座 夜の部に行ってきました!
猿之助さんの’お蔦’が素敵すぎますっ!
「一本刀土俵入」のお蔦が進化しています。
前回までは、もっとくたびれた感があったと記憶しています。
今回は柔らかく可愛い感じが強くしました。
化粧も優しく思えたし、
女優ライトが当たっているかのごとく(笑)
お顔が明るく色白で、目も優しかった。
だからこそ、ふとした時に見せる寂しい表情がより切なく、
初回でこんなに泣いたことないくらい泣きました。
それは、猿之助さんのお役への愛情を感じたからかもしれません。
まだ初日明けてまもないのにこの自然さ。
幸四郎さんの茂兵衛をお相手に、
のびのび、生き生き演じていらして眩しかったです。
過去2回の公演では、
茂兵衛役が自分と近い世代の役者さんたちでした。
だからか、どちらかと言うと猿之助さんが引っ張っているような感じ。
今回は、ベテランの胸を借りて。。。というか、
幸四郎さんに合わせたお蔦になっていて可愛らしくて好きでした。
この方は観るたび、驚かせてくださいます。
お相手が違うとこんなにも演技が変わる。
猿之助さんが唄う’おわら節’も今まででサイコー!
やはり歌舞伎座は響きがよいことを実感。
声が歌舞伎座中に広がっていく感覚に心が震えました。
故郷を想いながら唄うお蔦のおわら節に泣き、
茂兵衛が泣いている姿に泣き、
茂兵衛を見送るお蔦に泣き、
後半、二人の心が繋がる瞬間に泣きました。
そして、ラスト。。
今度はお蔦を見送る茂兵衛の姿に泣きました。
このシーンを観ながら、
前半がこんなにフラッシュバックしてきたことはありません。
でも笑いどころも満載で、笑って泣ける。
船頭&大工トリオの皆さん、
悪役Teamの皆さん、幕開きの町の皆さん、
背景や音楽の時代感がすごくいい。
特に船頭の唄は心に沁みました。
書きたいことはたくさんあります。
また落ち着いたら。
御所五郎蔵で使用する両花道。
仁左衛門さんと左團次さんの花道の掛け合いは、
サイコーにカッコよかったです。
仁左衛門さんに本気で惚れそうになるくらいの五郎蔵(笑)
美しさ満載で瞬きするのも忘れるくらい。
米吉さんも二つの演目で大活躍です。
また来週に拝見するので楽しみです。
いまだ興奮の中。
明日も歌舞伎座に行ってきます!
映画はいつ行こう(笑)
aya。
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