音の会。
こんばんは。
立秋を過ぎて暑さが和らいでいます。
先ほどEテレで中車さんのカマキリ先生を観ました。
生き生きしてる(笑)昆虫愛を感じます。
弥次喜多のお役の元ネタです。
よく見たらキャラが(演じ方)がかぶってないですか!?
明朝の第三弾も楽しみですね。
私も歌舞伎愛は負けずにいきたいと思います(笑)
さて、今日は初めて「音の会」に行ってきました。
きっかけは「歌舞伎座ギャラリー演奏会」です。
歌舞伎座ギャラリーで不定期に行われる演奏会を時々聞きに行き、
竹本の研修修了者の皆様に興味を持ったからでした。
「音の会」は養成研修の修了者、若手演奏家の
研修の発表の場として始まり、今年19回目だそうです。
30分の幕間を挟みトータルで2時間と少しでした。
客席はほぼ埋まっていて、
ロビーにはご指導なさった方や関係者、役者の皆様のお顔が。
長唄や義太夫節は毎月歌舞伎で聞いていますが、
詳しくはわかりません。
でも、心が疲れていると、
その中に身を置きたくなることがあります。
とてもリラックスできるのです。
今回の演奏は、
鳴物 長唄「浅妻舟」
長唄「独吟三題」
番町皿屋敷より
髪結新三より
東海道四谷怪談より
長唄「助六」
義太夫舞踊「道行初音旅」
なかなかなボリュームでした。
前方で拝見していたので、
声の出し方など、見た目もじっくり楽しみました。
助六はワクワクして舞台が浮かびました。
初日とあり、緊張が伝わり少しこちらもドキドキしました。
第一声を決めることの難しさを感じる反面、
一生懸命に演奏する気持ちに初心を思い出しました。
そして普段の歌舞伎公演にご出演のベテランの皆様が、
いかにすごい方たちなのかを改めて知りました。
お目当ての竹本の三名は道行に登場です。
語る樹太夫、拓太夫、三味線の卯太吉さん。
あ、繁二さんもいらして嬉しかったです。
ギャラリー演奏会は5月だったかな。。
皆さんまず見た目がたくましくなっていました。
猿之助さんで何度も拝見している道行です。
これなら少し意味がわかります(笑)
語るお二人の個性が違い、性格が出ているのかな。。と。
早く歌舞伎座で聞いてみたいです。
三味線の卯太吉さんのお顔が全然違う。
プロの顔でした。こちらも楽しみです。
無心で語ったり、演奏したり、
見ているだけで感動しました。
道行では、源九郎狐を蔦之助さん、静御前を梅乃さんが演じます。
お二人とも大役を初役です。
以前、三番叟の蔦之助さんが猿之助さんに似ていたので、
今回はどうかな。。と少し興味ありました。
でも似ていなかったです。
蔦之助さんの源九郎狐でした。
体格がよくて堂々としていて素敵です。
猿之助さんとフリも違うのかな。。
よくわからないのですが、新鮮で楽しかったです。
梅乃さんも品があり凛としていて素敵でした。
美人さん!
二人に吉野山を感じました。
全体通して舞台からのパワーに感動です。
初心を思い出させていただいた。
有難うございました。
本興行で聞けることを楽しみに待っています。
行ってよかったです。
明日も公演がありますので、
お時間ある方は是非。
aya。
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