歌舞伎納め。
こんばんは。
今日は歌舞伎座 第三部を観てきました。
私の今年の歌舞伎納めです。
お陰様で今年も歌舞伎を楽しむことができました。
辛い時、悲しい時、歌舞伎を観ることで心が救われました。
劇場は酸素カプセルのように、
私の心も体も活性化してくれます。
いつまでこういう生活ができるかは神のみぞ知る。。
ですが、’今’を悔いなく楽しみたいと思っています。
そして、猿之助さんを観れば観るほどハマッていく。
この一年ずっとそう思ってきました。
今日の歌舞伎座には猿之助さんはいませんが、
第三部は中車さんが玉三郎さんを追いかける姿に感動でした。
番場の忠太郎(中車さん)と母 おはま(玉三郎さん)の一騎打ち。
親子が再会する場面では涙が溢れました。
中車さんの真意はわかりませんけど。。。
20代の時に思い立って父の猿翁さんに会いに行き、
それまで想像していたのとは逆に追い返されたエピソード。
こんなふうだったのかなぁと思ったら泣けてきた。
忠太郎に近い実体験を持つ中車さん、
当たり前ですが、母ではない玉三郎さん。
お二人の’お芝居としての’リアリティに感動でした。
感想はまた書きたいと思っています。
おもだか屋からは、喜猿さん笑野さん猿紫さんが出演です。
お三方を含め、すべての役者さんが心憎いほど上手い!
幕切れの中車さんの余韻がよかった。
あのラストの型は猿翁さんの型なのだそうです。
「楊貴妃」は、ただただ玉三郎さんが美しかったです。
すーっと気持ちが完結していく感じでした。
第一部から第三部まで。
全て順番に観ると納得な並びなのかもしれません。
玉三郎さんの舞いを観ながら、
また来年も夢の世界に誘われたい。。
そう願いました。
有難うございました。
いい歌舞伎納めでした。
aya。
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