2017年の猿之助さん 2
こんばんは。
今日は体のメンテナンスです。
一年の疲れを熱海の先生に癒してもらいました。
私はこの先生でないとダメなので、
片道3時間くらいかけてサロンに行っています。
ちょっとした小旅行気分でのんびり向かいます。
顔の印象が変わったと言われました。
来春から司会を休みながらしていくので、
私自身何だかワクワクしていると話すと、
それが顔に出ている。。と。
ゆるい糖質制限をしてから、
全身の肌が柔らかくなったとも言われました。
足裏も柔らかくなったらしい。
風邪を全くひいていないのも先生のアドバイスのお陰です。
私の休みが増えるので、
先生と歌舞伎を観よう!と約束をしました。
楽しい一日でした。
さて、昨日から猿之助さんの2017年を振り返っています。
4月は歌舞伎座で高麗屋さん方とガッツリ組んだお芝居でした。
「伊勢音頭恋寝刃」では仲居の万野役。
上方言葉のイジワルな万野は、
ちょっとウケちゃうほどハマっていました。
このお役をなさると聞いた時のワクワク感(笑)
絶対にニン!
初役だったので、
初日からどんどん演技が進化していきました。
観るたび印象が違い、
オーバーなアクションや台詞使いがナチュラルになっていきました。
妖艶で現役感があり、頭がいい。
そんな印象の万野でした。
染五郎さんとの息もどんどん合っていきました。
猿之助さんが染五郎さんを責め込むシーンはよかった。
また観たいです。
「熊谷陣屋」では幸四郎さんと夫婦役、相模です。
まさかこんなに早く熊谷~のような古典で、
猿之助さんを歌舞伎座で観ることになるとは。
物凄く感慨深いものがありました。
この相模がとても素敵でした。
所作の美しさは天下一品。
グッと抑えた中に、熱い母の想いが溢れていて感動しました。
幸四郎さんの熊谷に心を添わせ、
すごく細やかな演技で応えていたと思う。
そしてなんといっても「奴道成寺」!
6月の「浮世風呂」よりもこちらのほうが好きです。
浮世~もいいけど、
私は猿之助さんの長丁場の舞踊が好きなのです。
と言っても奴道成寺は約40分。
申し訳ないけど1時間くらい踊ってほしい。
猿之助さんの舞踊はお客を魔法にかけます。
長ければ長いほどエキサイティング。
さらに猿之助さんがノリノリであれば、
後半に向けてお客もどんどん盛り上がります。
歓喜や驚きの声が上がり、
劇場を揺るがすような拍手が起こった時は鳥肌ものです。
これは他の役者さんでもあり得ることだと思うけど、
猿之助さんは別格。
だってお客がみんな笑顔で楽しそうなのです。
何度一幕見席に通ったことか(笑)
一日が笑顔で終えることができました。
心から楽しかったです。
5月は大阪松竹座に遠征しました。
久しぶりの中村屋兄弟との共演にワクワクしました。
「金幣猿島郡」で宙乗り1000回達成!
偶然、観劇日が1000回の日と友人に教えてもらい悶絶(笑)
この奇跡に感謝しました。
歌昇さんが台詞に1000回祝いを入れ込んでくださったり、
おめでとう!の大向うがかかったりして泣けました。
とても温かい空気でした。
おもだか屋と中村屋。
それぞれのお家芸で共演する趣向も面白かったです。
この先、猿之助さんが「怪談乳房榎」に出演することはないだろうし、
逆も然り。
観る側も貴重な体験でした。
友人たちと過ごした’cafe Teクノ’でのひと時も思い出です。
お猿のラテアートは嬉しかったです。
遠征が苦手だった私も
すっかり楽しみ方がわかってきました(笑)
そして、6月歌舞伎座は、
猿之助さんのお蔦にメロメロになるのでした。。
aya。
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