新春浅草歌舞伎!
こんばんは。
今日は新春浅草歌舞伎 第二部に行ってきました。
猿之助さんが亀治郎時代の2009年から、
観劇が毎年恒例になりました。
新年明けて5日ですが、
浅草はまだまだ歩行困難でした。
空いている雷門と反対側の道を選んで浅草公会堂へ。
三階席は埋まっていて劇場内も混雑して盛況のようでした。
第二部はとても面白かったです!
松也さん中心のメンバーになってから少し経ち、
だいぶ落ち着いてきた感じがします。
昨年とはお芝居の大きさが全然違いました。
浅草歌舞伎名物のお年玉ご挨拶は米吉さん。
何でも第二部唯一の挨拶日だったようで、
今日のお客様はラッキーと言われました(笑)
米吉さんは可愛らしいお顔と、
ストレートな口調のギャップが好き。
演目に絡めて相撲界の話もチラホラ。
正座スタイルでマイクを持ち、
お話が流暢で面白かったです。
第一部の松也さんのご挨拶時、
緊急地震速報が客席や楽屋で一斉に鳴ったことをさっそくネタに。
その音マネの上手いこと(笑)
さすが役者さんです。
そういう時には係りの人が。。
とお客さんを安心させてくれたのも嬉しかったです。
その話の流れで携帯の電源をオフにするようお願いも忘れません。
オフにせず、鳴らした人は舞台の役者より注目されますよ!と。
そして演目の説明を始めました。
するとコントかと思うタイミングで着信音が!
すかさず米吉さんが「ほらーっ」と突っ込んだので会場が湧きました。
その時のお茶目なSっぷりが好きでした。
さすがに指を差しませんでしたが、
やはりまわりの人から注目を浴びてしまっていたようです。
そのお陰か(笑)
上演中、一度も鳴りませんでした。
浅草公会堂は電波抑制がされていないのか甘いのか。。
鳴らないほうが珍しいという印象です。
皆様、是非、主電源からお切りくださいませ。
楽しいトークの後は続けてお芝居が始まります。
詳しい感想は後で綴りたいと思っています。
「操り三番叟」は種之助さんの元気な踊りが印象的。
「引窓」は松也さんの座頭風情というか、存在感がすごい。
それに歌昇さんがとても重厚な演技。
お二人から目が離せませんでした。
「京人形」は猿之助襲名公演の金丸座で、
右團次さんと笑也さんで観てから大好きになった舞踊です。
人形が踊り出すファンタジー。
巳之助さん新悟さんペアは現代的ですね。
もう少し古風なほうが好みですが、
お二人らしいし、浅草らしくて親しみやすく面白い。
巳之助さんの踊りは大らか。
新悟さんの人形はさすがの静止力。
クールビューティ!
登場した時はお客がざわつきました。
楽しい舞踊がキリなので、
余韻が明るくて、心が軽くなります。
恒例のチャリティ羽子板です。
猿之助さんの羽子板はこちら。
にじんじゃったのかなぁ。。。。
一陽来復。
先ほど獅童さんのドキュメントを見ながら、
猿之助さんを重ねてしまいました。
もちろん比べてはいけませんが。。
入院、手術、リハビリ、舞台降板。。
そして、今月の舞台復帰をどんな思いですごしてきたのか。
胸がいっぱいになりました。
獅童さんの壮絶な数年間にも驚きました。
多くの方に支えられて今日があるのですね。
猿之助さんもそういう環境でありますように。
そして獅童さんから勇気をいただきました。
感謝。
浅草の若手たちは熱かった。
イヤホンガイドの幕間トークもすっごく面白いです。
おすすめ。
本編の内容はいつもよりビギナー向けに感じました。
皆さんがトーク上手になっていました(笑)
aya。
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