一條大蔵譚と熊谷陣屋 2
こんばんは。
三連休が無事に終了してホッとしています。
午前中は疲れて立ち上がることができなかったので、
今日は丸一日お休みにしておいてよかった。
午後は初めてゆっくりオリンピックを観戦しました。
スノーボードのハーフパイプは盛り上がりました。
頑張りに癒された。ありがとう。
猿之助さんのblogの更新もあり、
読んだら大阪ワンピースのチケット買い足そうか悩んだ(笑)
松竹webの先行発売は今週土曜日からです。
さて、歌舞伎座のお話。
幸四郎さんの襲名披露狂言の二つ目「熊谷陣屋」
以前に拝見した時よりも大きい。
やはり襲名すると役者さんが変わるのだなぁと思う。
大蔵卿の可愛らしい笑顔を思い出すと、
熊谷の雰囲気は信じられないくらい別人。
それでも、孤独を選ばざるを得なかった(と私は思う)大蔵卿、
自ら孤独を選んだ熊谷を一度に観ることができたのは面白かったです。
熊谷陣屋は昨年4月に当時幸四郎さん(現白鸚さん)が演じました。
その時に猿之助さんが妻の相模を演じたので、
何度か拝見しました。
今回の相模は魁春さん。
藤の方は雀右衛門さん。
このお二方の重厚さに挟まれては、
幸四郎さんはやはりお若いという印象です。
でも、出が立派で感動でしたし、
観ているうちに心が弾んできました。
妄想かもしれませんが、
幸四郎さんがとても幸せそうに見えたのです。
それは私が幸せに感じたからかもしれません。
プレッシャーどころか、
幸四郎さんは楽しんでいるのではないか。。と。
だから観ながらワクワクしてきた。
びっくりしたのは僧の姿。
何だか涙が溢れてきました。
若いからこそなのか、その姿がとても切なく感じました。
花道の引っ込みまで集中させてくれ、
とても充実した時間に感動でした。
魁春さんの相模は泣けました。
内からグッとくるものがあり有難くなりました。
雀右衛門さんの存在感と気品は華やかで素敵でした。
母二人の想いは見応えがあり素晴らしかったです。
左團次さん芝翫さん鴈治郎さんの顔ぶれもすごい。
義経は菊五郎さん!
もうどこを見てよいのやら。
義経家臣4人は歌昇さん萬太郎さん巳之助さん隼人さん。
セリフはほとんどないのに注目しちゃう。
舞台からの気に負けそう(笑)
とても贅沢な熊谷陣屋でした。
幸四郎さんの第一歩。
この先もずっと楽しみにしています。
有難うございました。
aya。
0コメント