梅笑會 2
こんばんは。
昨日の「梅笑會」で力をいただき元気が復活してきました。
やっぱり舞台はいいなぁ。
私の酸素カプセル(笑)
今日は新橋演舞場から国立劇場小劇場へハシゴでした。
獅童さんが出演する「江戸は燃えているか」は最高に面白かったです。
不覚にも大笑いしちゃった。
そのお話はまた後日に。
二日目の梅笑會も感動でした。
二日間3回だけの公演。
初日は初日の良さがありました。
3回目は3回目の良さがありました。
昨日は後方寄りで全体を拝見し、
今回は前方センターでした。
笑野さん芝のぶさん猿之助さんが終始目の前にいるという。
緊張感より、あと1回をさらに丁寧に心をこめて。。。
そんな想いが舞台から伝わってきました。
さすが役者さんだと思うのは、
お客さんと’気’のやり取りをするところ。
まるでお芝居を観ているような感覚が好きです。
近くから拝見して改めて思ったのは、
タイプは違うのだけど、
二人ともに古風な雰囲気を持っているなぁ。。と。
私の感じる古風も怪しいとは思う(笑)
でも、お二人よりも上の世代の皆様に感じることの多い
’古風’はとても貴重だと考えています。
時代味。。と言ってもいいのかも。
猿之助さんにも感じます。
これは妄想ですが、
現代人が古風な雰囲気を身に付けるには、
お師匠さんの教えを忠実に
お稽古を重ねて重ねて体得するのかと。
お二人はきっと良いお弟子さん方なのだろうな。
真摯な姿に思わずにはいられません。
猿之助さんを久しぶりに近くで拝見し(笑)
やはり白塗りのお顔は感慨深く。。。
あの鋭い黒目に遭遇すると倒れそうになる。
オーラを抑えているのではなく、
笑野さん芝のぶさんの全力がそう思わせるのだと思う。
猿之助さんは求女として
本気でお二人に向かっていて本興行のようでした。
それは猿之助さんの二人への普段からの感謝の表れなのかな。。
とまた妄想。
ちょいちょい’らしさ’が見えて嬉しかった(笑)
苧環が綺麗に高速で回っているのが’らしい’し。
昨日よりさらにビシッと決まっていて、
三人の絵面が最高にキレイでした。
長唄、義太夫ともに堪能し、贅沢な時間はあっという間でした。
幕が下りると拍手が止まず、
手拍子になってしばらくして再び幕が上がりました。
笑野さん芝のぶさんが中央に座って頭を下げていました。
お顔を上げた時の表情に泣けました。
お客の拍手にお二人がとても感動しているように見えました。
そのお顔を忘れません。
しばらく幕が開かない間、
カーテンコールを躊躇したお二人を、
猿之助さんはじめ幕内の皆様が勧めてくれていたそう。
芝のぶさんのblogにありました。
とっても温かい会でした。
それに力をいただいた。
有難うございました。
aya。
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