2年前のワンピース。
こんばんは。
2年前の4月14日に熊本地震が起きました。
今も苦しんでいる皆様には祈ることしかできません。
明日は我が身と想い、
自分ができることで応援していきたいです。
そう強く私の心に根付かせてくれたのは、
ワンピース博多公演中だった当時の猿之助さんです。
公演を中止にしてもおかしくない状況の中、
劇場に行きたくても行けない方々の声をSNSで知り、
猿之助一座は航海を続けました。
今、自分たちにできることを精一杯する。
公演を続けることは、
きっと賛否両論あったと思います。
これは想像ですが、
猿之助さんは東日本大震災に直面した時の経験があったから、
信念を持って幕を開けることができたのだと思います。
ルフィの姿で開演前に登場し、
決意とともにご挨拶をなさった猿之助さんの姿を忘れません。
お写真でしか見ていませんが、目に焼き付いています。
そして、自発的に始まった役者さん方の募金。
猿之助ルフィの前には長蛇の列になり、
劇場内はもちろんロビーにまで幕間に、
役者さんが拵えのまま募金箱を持ってまわりました。
東京でこの様子を見たり聞いたりしているうちに、
九州に行くのが少し怖いと思っていた気持ちがなくなりました。
これは絶対に行かねば。
行きたくても行けない人が大勢いる。
元気な私が行かなくてどうする。
劇場に行って募金をしよう、ワンピースを盛り上げよう。
私の募金額なんて微々たるもので恥ずかしかったけど、
小銭もたくさん用意して、
多くの役者さんの募金箱をいっぱいにしたいと思いました。
劇場に入ると猿之助さんからのメッセージボード。
大混乱するのではないかと想像していたけど、
お客さん方は冷静でケガ人が出そうな雰囲気はありませんでした。
これぞ猿之助パワーだと感動しました。
猿之助流で熊本を応援したいという気持ちがバンバン伝わりました。
約10年にもおよぶチャリティ公演を通じて得た経験は宝物。
ほぼ毎年自分で募金箱持つようになりましたから(笑)
猿之助さんに教わりました。
誰かと比べるものでもないし、口を動かすなら、まず実行。
自分のできることで応援する。
手と手を繋いで、
一人の小さな力が集まり、大きな力となりました。
そして続けていくことが大事。
ワンピース観劇の中でも忘れられない公演になりました。
土曜は歌舞伎座昼の部を観てきました。
すごくリラックスできました。
菊五郎さん、やっぱりいいなぁ。
でも、その後に急きょ仕事が入り、何だかバタバタしました。
先週の大きな仕事の疲れが今になってやってきています。
やっと緊張がほぐれてきたのかもしれません。
来週は大阪遠征です。
今日はゆっくり休もうと思います。
aya。
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