シャンクス。

こんばんは。


コーヒーフロートなんて何年ぶりだろう。

名古屋は暑かった。


御園座近くのレトロな喫茶店に入り、

友人と感想や近況を時間が許す限り話しました。


珈琲も飲みたいし、アイスも食べたい!

そしてこのメニュー。

てんこ盛りなアイスにびっくり(笑)

ワンピースで興奮気味な気分もクールダウンできました。



さて、何度も観てきたワンピースですが、

今さらながら初めて見るキャラがありました。


それは、再演バージョンの猿之助シャンクスです。


昨年10月、初日の猿之助ルフィを拝見し、

猿之助さんがシャンクスを演じる’麦わらの挑戦’は翌週に。。

と思っていました。


そうしたらあの事故でした。

新・猿之助シャンクスは目の前からいなくなってしまった。

記憶はずっと初演時のシャンクスのまま。


先月の大阪では悩みました。

猿之助さんのルフィ復帰をお祝いしたい。


でも本当のことを言うと、

まだ私の心が右近ルフィを見る勇気がありませんでした。


昨日も書きましたが、

右近ルフィを見ると新橋の二か月間を思い出すのです。


猿之助さんがいない。。

そう思い続けて寂しかった日々が甦ってくる。

予想以上に心のダメージが大きかったみたいです。

だから大阪は右近ルフィを見ることができませんでした。


時間が経つと気持ちも変わり、

やはりあの時の東京公演のメンバーで、右近ルフィで、

私のワンピースを締めたいと思うようになりました。


昨日の右近さんは本当に素晴らしかったです。

お陰様で東京公演は本当の意味で、

素晴らしい思い出に変わりました。


先月の猿之助ルフィ、今月の右近ルフィを観て、

私も乗り越えられそうです。

演劇の力ってすごい。


長くなりましたが(笑)

そういう理由で新・猿之助シャンクスが初見になりました。


初演時は漫画のように洋服だったのが一転、

隈取に歌舞伎の拵え、座ったまま微動だにしないシャンクスは、

とても猿之助さんらしく、そして傾いていました!


どえりゃあカッコイイ!

荒事にしたほうが猿之助さんは赤髪が似合うと思いました。

平さんシャンクスの赤髪もサイコーなのに本当に不思議です。


オペラグラスを忘れるという痛恨のミス(笑)

でも拵えの色のコントラスや作りがハッキリして

遠目でもよく見えました。


もう写真で見ちゃってますしね。

それでも’生’の迫力は全然違う。


後姿が見えて、盆がまわってお顔が見えるとまた泣けた(笑)

やっと会えた。


改めて思う。。。

猿之助さんそのものが、おもだか屋。


この自由闊達さこそが猿之助さんなのだと、

忘れていたわけではないけど、

私の初心が沸いてきてワクワクしました。


セリフの言い回しも歌舞伎的になっているのに違和感なし!

こんなにも言葉を丁寧に、

圧倒的な存在で話す猿之助さんは観たことがないかも。


海賊で荒々しいのだけど、

とってもピュアだった。


もしかしたらシャンクスは、

今の猿之助さんのような人なのかな。。


シャンクスをよく知らないので妄想です。

でも色々な経験を経た今の猿之助さんだからこそ。。

仲間を思い、信じ、温かく見守っている雰囲気がにじんでます。


「会いてえなぁ。。。」


この言葉は休演していた時の想いなのではと思ってしまうくらい。


たった5分くらいの出番だけど、

私の心は奪われてしまいました。


またあのセリフが聞きたいです。

観ることができてよかった。

有難うございます。


来週はオペラグラスを忘れないようにしよう。

aya。



aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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