人魚の眠る家。

こんばんは。


新しい月のスタート、今日は急きょお休みになりました。

美味しさが忘れられず訪れたかったケーキ屋さん

「ラ・ローズ・ジャポネ」に友人を誘って行ってきました。


さらに毎月1日はお安く鑑賞できるファーストデイだと気がつき、

映画も楽しむことにしました。


写真は3種類あるモンブランの中の、

今の時期しか食べることができない’わぐり’

どのケーキも少し大きめサイズなので満足度が高い。

しかもめちゃめちゃ美味しい。


有名店なのに、葛飾という立地のせいか、

ケーキセットが税込1,026円です。

どのケーキを選んでも下回らない限りこの金額。

ブレンドコーヒーはおかわり自由なのです。


都心でいただいたら、

この値段では済まないクオリティの高さです。

今日も満足満足。


さて、映画は「人魚の眠る家」を観てきました。

ほぼ満席ですごい人気です。


東野圭吾さんの原作は読んでいません。

何も予備知識なく臨みました。


脳死と心臓死。

観終わった後もいろんなシーンがグルグルしています。


これは当事者にならないと気持ちはわからない。

我が子が、愛する人が’おそらく脳死’という状況になったら。


話の中では、

いろんな立場で苦しむ人々が描かれています。

わからないからこそ全員に共感ができました。


自分が親だったら、

姉弟だったら、

親族だったら。。第三者的な人も多く登場しました。


6才の娘が水の事故で突然脳死になったところから始まります。


母親役の篠原涼子さんはだんだんと狂気的に見えて、

怖いけど切なく、愛情に溢れていました。


父親役の西島秀俊さんの静かで深い演技に一番涙しました。

葛藤に心がギュッとなりました。

ラスト、医師と父の会話には救いがあり、

臓器提供に今までよりも明るいイメージを持つことができました。


明日は我が身だと考えてしまいました。

どの立場になってもおかしくないです。

あ、子供はいないから家族に置き換えて。


姪4才が大病をした時。

私の臓器や血液、使えるものは何でもあげたい、

私が代わってあげたい、

そう思いました。


姪は今も完治しておらず通院中ですが、

もし、あの時そんな状態になってしまったら。。

想像するだけでおかしくなりそうです。


自分が脳死状態になったら。。。

私は延命措置をしないでほしい意思を家族に伝えています。

今はこれしかできない。


重いテーマにも関わらず余韻が明るいのは、

タイトルの人魚がファンタジーのように感じるのと、

登場人物が皆、一生懸命生きていたからだと思う。


今を一生懸命に生きたい、と改めて思いました。



有難うございました。




aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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