二人藤娘@歌舞伎座
こんばんは。
最近の日曜夜は、
講談師 松之丞さんのラジオを楽しむことが習慣です。
また講談を聞きに行きたいのですが、
なかなかチケット発売日に休日が当たらない(笑)
チケット入手困難な講談師。
発売時間に購入しないと手に入らないから心憎いです。
ご縁がある時を楽しみにしています。
この頃、個人的TV離れが進んでいて、
移動中にもっぱらラジオを聞いています。
だから今晩の猿之助さん、中村屋の番組も観ていません。
録画機器を持つこともやめてしまったので、
その時間に家にいる番組だけ観るようになりました。
今はTwitterで様子を知ることができます。
それで満足してしまう。
私は映像に全く執着しないみたい(笑)
たとえ猿之助さんの番組であっても、
舞台映像も一本も持っていないという。。。
グッズも写真も基本的に心惹かれないタイプです。
買う時は売上に貢献したい時が多いかも。
相当に変わっている人間だと思うけど、
人と同じことをしたくないからしょーがない(笑)
こういうファンが一人くらいいてもいいかと。
私は年に一度でも
生で猿之助さんの舞台を観ることができれば
生きていけるのだと思う。
来月、新年早々に拝見できるのを心待ちにしています。
さて、今月の歌舞伎座夜の部のお話。
Aプロでかかる「二人藤娘」
初めて拝見しました。
今まで玉三郎さん&七之助さん、児太郎さんだったよう。
今回は若手二人で踊っています。
梅枝さんと児太郎さんです。
Bプロで初役で阿古屋を務めているお二人は、
未だかつてない輝きを放っていました!
藤娘の幕開きの演出はいつも感動します。
妖精が出てきそうな幻想的な風景が広がると、
一気に世界感に惹き込まれました。
さらに藤の精の二人が登場すると、
ほーっと見惚れてしまった。
美しいのはもちろんですが、
何だか貫禄というか、溢れる自信というか。。
存在感がとても大きくてびっくりしました。
大役に臨むということはこういうことなのかと。
花が咲いたよう。
梅枝さんのほうがより古風な雰囲気。
児太郎さんは現代的な空気を持ちつつ、しっとりしていて。
会場が明るく感じるのは、
二人の輝きがそう思わせるのだと、
心がウキウキしました。
約20分の踊りが本当にあっという間。
眼福、眼福。
心軽やかに師走の街に繰り出せました。
幕切れは明るいほうが好きです。
楽しませていただきました。
お二人の進化を目の当たりにできる一幕です。
皆様も是非。
有難うございました。
aya。
0コメント