弁天の進化。

こんばんは。


確定申告の書類ができました!

いつも追われて〆切の当日に投函していましたが、

ちょっとだけ前倒しできそうです。


というのは、昨年後半は全く司会をしていないので、

書類作成が少し楽になりました。



予定どおりに終わったので、

心おきなく歌舞伎座夜の部へ。


猿之助弁天初日以来、2回目です。

偶数日自体は5日目です。


猿之助さんは進化していました!


初日の印象を変えてきました。

もちろん私的感想です。


こういうふうに進化していく猿之助さんが大好きです。


初日は、中性的で、南郷には甘える感じが印象的な弁天でした。


中性的な部分のニュアンスが変わったように思います。

南郷に大げさに甘えることがなくなり。。

あ、これは私には安心に観ていられるのね(笑)


いちゃいちゃ、というより、

信頼で結ばれめちゃめちゃ仲良し、という微妙な変化(笑)

男の子らしくてカッコイイ弁天でした。


南郷が幸四郎さんだからなのか、

猿之助弁天との関係性が気になってしまう。


でも、そういう危うい雰囲気がする男の子ということ。


お芝居はチームワークがよくなり、

テンポが楽しくなっていました。


だからこそ、見せ場との緩急がつき、

正体がバレた時は初日よりたっぷりに見えました。

あの表情はおもだか屋。


七五調は演じる側にとっては難しいのだなぁと感じます。


何となくですが、もっと猿之助さんならお客を虜にできるはず!

もっともっと私をワクワクさせてくれるはずです。



ラスト、南郷との花道の引っ込み。

やられました(笑)


猿之助さんは、南郷との関係性をここのひと言に集約させていました。

だから浜松屋で演技を変えてきたのかな。


この台詞とシーンが初日より際立っていた!

初めて観た人は、ここで「二人って、え、やっぱり!?」

と関係性を??に思ってしまったのではないでしょうか。



また私はいろいろ妄想をするのでした。


大詰の勢揃いは何度観てもいい。

とにかく猿之助さんがここにいるだけで幸せ。


花道の出はトップ。

七三で止まるので幕見席でも

猿之助さんだけは見えるのではないでしょうか。


本舞台での名乗りも最高!


猿之助さんの弁天のセリフももちろん、

見得の形が美しい!


それと、お隣の亀鶴さんの名乗りがいいんです!

この場面だけなんてもったいない。



盛綱陣屋はより深まり、

雷船頭の幸四郎さんが前回よりキレッキレでした。

全てが進化していて楽しかったです。


有難うございました。


もう一回くらい猿之助弁天を観たいなぁ。

私の気持ちが完結しない(笑)

スケジュールをやりくりしましょ。


来週は幸四郎弁天を観ます!




aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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