かさね。
こんばんは。
桜が満開の場所もあるようです。
昨晩のエンスタ(猿之助さんのInstagram)のお写真にほっこり。
猿之助弁天&幸四郎南郷。
相思相愛の二人(笑)
まるで本当の弁天と南郷のよう。
猿之助さんは兄と幸四郎さんを慕っています。
そんな空気感を感じることができる三月大歌舞伎でした。
今月を少し振り返ろうと思ったら。。。
なんと歌舞伎美人で6月30日からスタートする巡業のチラシが更新!
私の心臓を鷲掴みしました。
11年ぶりに見る猿之助さんの’かさね’の拵え。
ああああああああああ。。
正直、もう見ることはできないと思っていた舞踊、姿。
しかも可愛いではないですか!!
11年前のチラシと比べると、
お顔や腕の角度などの微妙な違いはあるけどほぼ同じ。
当時が甦ってきます。
2008年9月の新橋演舞場で上演されました。
私は同じ年8月の「亀治郎の会」で歌舞伎に出合いました。
以前から興味があった歌舞伎をお安く気軽に観ることができる!
と思って亀治郎さんの自主公演に行きました。
大河ドラマなどで亀治郎の名前は知っていました。
なので、少し親近感があったからかもしれません。
まんまと魅了され翌月の歌舞伎を調べると、
亀治郎さんは昼は歌舞伎座、夜は新橋演舞場の掛け持ちでした。
これは観に行かねば!と(笑)
歌舞伎座では「竜馬がゆく」のおりょう。
新橋では「加賀見山旧錦絵」のお初、そして「かさね」
私も劇場を掛け持ち状態で昼夜観劇の日々が続きました。
ずっと亀治郎さんを観ていられる新橋演舞場には、
週3~4日は劇場にいました。
今思うと、私は仕事をしていたのだろうか。。?と不思議(笑)
二座が開いているからか、急でも三階席が空いていたのも縁かと。
「亀治郎の会」で亀治郎さんの道成寺を観ながら、
歌舞伎役者さんに継がれていく’血’を感じ、
全てのものに’生命’を感じました。
役者さんの動きや台詞、音、道具、照明、衣装。。
空間にあるもの全てに生命を感じました。
全てがストーリーや登場人物に感動し、心添わせている空間。
私も生きた仕事をしたい、
そして日々そう生きていきたい。
少し気持ちが落ち込んでいた私の人生が転換した瞬間でした。
9月にそれが確信になりました。
そして、もっといろんな歌舞伎を観たいとワクワクした毎日になりました。
その想いは今に至っています。
猿之助さんは、歌舞伎は私の’生きる力’になりました。
かさねのビジュアルを見て、
胸が熱くなります。
早く会いたい。
会ったら泣くかな。
夏が待ち遠しいです。
aya。
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