進化する黒塚。

こんばんは。


一週間ぶりの黒塚でした。


何だか鳥肌もので。。

ものすごい一体感です。


猿之助さんを中心に、

全部が阿吽の呼吸でそこにありました。


ライティングはもちろん、すすきを揺らす風、

三味線、箏、笛、鳴り物の一音一打、

奏者さんの掛け声までもが一体。


黒塚のストーリーに、

岩手の心に、

猿之助さんだけでなく、

舞台上の全てが添っている。


そして、その集中力と緊張感に

心の底から湧いてくるワクワクが止まりませんでした。


こんな黒塚は初めてかもしれません。


これはあくまでも妄想ですが、

猿之助さんはテクニックの巧みさを超えて、

その拘りを超えて、

岩手の気持ちで踊っているのだとグッときました。


だから全てが自然。

特に二景の踊りは新橋演舞場で観た時と

格段に変化した印象です。


踊りに気持ちを乗せているのではなく、

気持ちが踊りとなって自然に出てしまう。。という感じ。


だからこそ三景がよりダイナミックでドラマティック。


私は岩手にとって幸せなラストだと思っています。

今日の幕切れは、

今までに観たことがないくらい情感がこもっていたように見え、

未だかつてない静寂でした。


猿之助さんの体のキレが以前のようになってきたのにもびっくり。

役者さんの力が抜けてくると、

私も力を抜いて観ることができるようになります(笑)

猿之助さんの動きに緩急が出てきました。


さて!まだまだここからが面白いのです!


中日を超えてからの進化がまた楽しみです。

猿之助さんはここで終わりません。


千穐楽に向けて、また進化していくのです。


私の心も日々違います。

猿之助さんとともに’感じる心’を進化させたい。

猿之助さんを観ると心が活性化します(笑)


来週が楽しみでなりません。


幕見席は今日も立ち見でした。

もし立ち見で観ることになっても大丈夫です。

あっという間に時間が経ってしまいます。

叶う方は是非。


写真は歌舞伎座内一階の売店で販売している

歌舞伎演目の登場人物が猫で描かれている絵ハガキです。


木挽町広場にも販売があるのですが、

当月の演目は劇場内のほうが在庫は揃えてあるらしいです。


仕事帰りに元気をいただきました。

有難うございました。




aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

0コメント

  • 1000 / 1000