ダブルでオグリ。

今秋、スーパー歌舞伎Ⅱが上演されます!


黒塚を幕見している間に、

SNSがこの話題でにぎわっていました。


先代がスーパー歌舞伎として1991年に初演した「オグリ」を

猿之助さんがスーパー歌舞伎Ⅱ’新版オグリ’として上演します。


何だかとても嬉しくてお目出たい。

原作の梅原猛先生も空で喜んでいらっしゃるに違いない。


猿之助さんの夢がまた一つ実現するということでしょうか。

きっとずっとやりたかったことかな。


私は先代の舞台を観たことがないので「オグリ」は知りません。


でも、当代猿之助さんが亀治郎時代に演じた

三代猿之助四十八撰「通し狂言 當世流小栗判官

(とうりゅうおぐりはんがん)」は2011年に観ました。


こんなチラシ。

笑也さん演じる照手姫と小栗判官の亀治郎さんが、

二人で馬に乗って宙乗りをしたシーンは鮮やかに覚えています。


笑也さんはこの演目初演時は馬の足を担当していたそう。

それがみるみる出世をして照手姫へ。

先代、当代の二代のオグリ判官の相手役と務めている奇跡の女方です。


スーパー歌舞伎のオグリは初演時から9回全て照手姫を演じています。

私的には、当代猿之助さんのお相手は笑也さんでお願いしたいな。


小栗判官がオグリになるとどうなるのかまだ知りません。

先代の映像などは見ずに臨みたいと考えています。


で。。びっくりしたのがダブルキャストではないですか!


主演の小栗判官を猿之助さんと隼人さんが交互出演です。

しかもチケット同額です。


猿之助さんが若手を育てたいのはわかるけど、

私は正直、嬉しいけど悔しいのです。

全日が猿之助さんだったら。


まだ体力的なことや、

こちら側では想像もできないことがたくさんあるのかな。


でもそういう気持ちは封印して、

猿之助さんを信じたいと思う。


どんな理由があるにせよ、

猿之助さんはこうしたほうが面白いと思ったはず。


それにワンピース歌舞伎で育った若手たちを、

心から信頼しているのが伝わります。


若手たちに全てを繋ぐ覚悟があるのかもしれない。


想像したくないけど、

猿之助さんの怪我が長引いていたら、

全日を隼人さんがなさっていたのでしょうか。。。


この妄想も封印(笑)


二ヶ月間の長丁場です。

チラシに公演日程や猿之助さん隼人さんの出演日が出ているので、

今から予定が立てやすいですね。


想像するに、隼人さんが主演する日も猿之助さんは出ると思う(笑)



秋にまた猿之助歌舞伎がやってきます!

盛り上げますよ!


猿之助さんの夢に夢を重ねる幸せ。


これだからやめられません。




aya。




aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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