康楽館!
こんばんは。
念願の秋田康楽館に来ています。
なんと快晴!暑い!
新幹線で盛岡まで向かい、
友人と待ち合わせて車で康楽館へ。
小屋を目の前にしたら、
すごくテンションが上がってきました。
ボランティアのお母さんたちが温かく、
さらに小屋の雰囲気も温かい。
ちっちゃい。
こじんまりとしていてどの席からも舞台が近い。
花横あたりでしたので、
目の前の役者さんが近すぎです。
初日以来の巡業東コースです。
猿之助さんの口上はやはり毎回違うよう。
夜の部は、康楽館に来たのは三回目で、
暑くて陽炎で客席がゆらゆらして見えた思い出がある。
でも今回は気候がよく過ごしやすい。
お天気が高麗屋さんの襲名に合わせてくれたよう。。。
という感じでした。
お客を一気に和ませさすがです。
で、びっくりしたのが白鸚さん。
結びの言葉で初日にはおそらくこんなに語っていなかった
演目のお話をなさいました。
演目の話はいいけど、
かさねの時に幸四郎さん猿之助さんをベタ褒めしてた(笑)
二人を躍りの名手、みたいにおっしゃった。
白鸚さんの話が止まらないのでは?と思うほど。
さらにほのぼのしてアットホームな口上になっていました。
そして。。
かさねが最高でした!!!
小屋で観ると怖さ倍増だし、
何だかとてもリアル。
二人の息づかい、視線の交わし方、
もう阿吽の呼吸になっていました。
舞台が広くないので、
隅から隅まで使ってダイナミック!
地元のお客さんの反応が新鮮。
花道で二人がキマルと、
ざわつくし、感動の声があがりました。
反応が素直で、
その度に二人がノリノリになっていくのがわかりました。
猿之助さんの幽霊顔の怖さったらありません!
しかも振り向く度に表情が微妙に違うのです。
こんな顔もするんだ、
え!こんな顔も!みたいな。
見ているうちに、
初日よりも美しいのに気がつきました。
かさねが儚く、より綺麗。
幕切れの表情を是非見てほしい!
今日はとびきりの微笑みでした。
ドキっとするくらい綺麗。
幸四郎さんのかっこよさも増し増しでした。
惚れそうになる(笑)
花道のアクションでは、
お客が大喜び!
連理引きなんて自然と拍手が盛り上がった。
舞台が短いから、
花道の奥まで何度も行ったり来たり。
花横の椅子のお客は、
迫力にのけぞってました(笑)
地元のおじさま、おばさま方が、
笑ったり、うなづいたり、思わず声がでちゃったり。
そんな様子を見ていたら泣けてきた(笑)
無性に泣けて泣けてしょうがなかった。
この空間にいることができて、
私はなんて幸せ者なんだろう。
幸せで泣けた。
猿之助さんが違って見えました。
生き生きして、小屋が似合っていました。
ありがとう。
友人たちと夕飯も楽しく、
大舘でいまだに興奮状態です。
明日もまた楽しみます!
晴れるといいな。
aya。
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