乱鶯。
こんばんは!
新橋演舞場に行ってきました。
でも観劇している間にビッグニュース!
昨日の記事でお話したことが現実になりました。
6月の歌舞伎座は猿之助さんが出ずっぱりです。
この日が来るのをどんなに待っていたか。
もちろん劇場を問わないのが猿之助さんですが、
私の地元歌舞伎座で一か月間昼夜ずっと出演しているなんて。
三部それぞれのタイトルも魅力的です。
興奮しすぎて窒息しそう(笑)
クールダウンして明日以降にお話したいと思います。
さて、観てきましたのは、
劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎<黒>「乱鶯」
直球勝負できたなぁとすごく感動しました。
尾上右近くんも同じ舞台を観劇なさっていたようです。
幕開きの前のBGMに、あぁ。。新感線だぁ。。
過去の作品を何作か観ていますが、歌やダンスは無く、ザ・時代劇。
古田新太さんの魅力全開!
なんでこう、カッコイイのかな(笑)
50才とは思えぬ殺陣は妙に惹きつけられました。
大げさかもしれないけど、剣先まで生命が宿り、間合いに人生を感じる。
今回、それに尽きました。
新感線を観ていると、いつも人の死に際にドラマを感じます。
たくさん死んでいくけど、それぞれの想いが痛いほどカッコイイし、
想いが繋がっていく。
そして、ラストの古田さんがサイコーにカッコイイのです。
含みがある終わり方も心憎い(笑)
全体的に笑えるところも満載です。
でも、くすっという感じ。
<黒>とあるとおり大人テイストのユーモアや笑いでした。
下ネタなかったし(笑)
大東駿介さんのボケっぷりがよかったです。
すごく癒される存在で、ラストも素敵。
稲森いずみさんは、舞台のほうが好きだと思いました。
華があって、立っているだけで存在感ありました。
役者さん一人一人が際立っていて見応えありました。
栗根まことさんの幽霊もすごい!
歌舞伎公演に登場してもおかしくないレベル(笑)
登場する場所がどこも歌舞伎の幽霊と同じですし。
いのうえ歌舞伎とうたっているので当たり前かもしれないですが、
歌舞伎を知っていると面白さ倍増だと思います。
ワンピースというか、スーパー歌舞伎を想うシーンもあります。
板の使い方や、廻り舞台の使い方。。。
ケレンは歌舞伎そのままの手法もありました。
ライティングが素敵!そして細かい!
ワンピースや阿弖流為を想いました。
松竹座も良いけど、やはり新橋のほうが光も壮大です。
三階席で観ていたのですが、照明室は皆女性だったと友人が驚いていました。
オープニングからのタイトル映像もカッコイイ。
阿弖流為は新感線のテイスト満載だったのだと再認識できました。
阿弖流為が観たいよ。
おやつは、限定品の「乱鶯饅頭」!
思いのほか!?美味しくて幕間にみんなでシェア。
私以外の3人は初新感線。
楽しめて、面白かったと絶賛でした。
シネマ歌舞伎も行っちゃうかも。。という勢い。
余韻が切ない。
でも私は希望を描きました。
「最後のひと鳴き。。」
古田さんの言葉にジンときました。
ご本人に重ねているのかな。
来月は大阪公演です。叶う方は是非♪
楽しませていただきました。
有難うございました。
aya。
2コメント
2016.03.30 14:41
2016.03.30 13:47