ダブルキャスト!?
こんばんは。
まだまだ花粉症が続いています。
昨日の歌舞伎座でいつもの飴を大人買い(笑)
ネット以外は歌舞伎座でしかないのです。
さて、違う話題を書こうと思っていましたが、
びっくりしたので秋のダブルキャストのお話。
FBをみていたら「おかやま・歌舞伎・観る会」が秋の巡業キャストを発表!
演目は’獨道中五十三驛’と先日発表があったばかり。
なんと、猿之助さんと巳之助さんのダブルキャスト!!
どんなふうにダブルなのかはわかりません。
なにせこの演目、一昨年秋の猿之助奮闘公演では、
猿之助さんが一人18役を演じましたから(笑)
18役を分かち合うのか、
はたまた2回公演でそれぞれ演じるのか!?
読むと岡山公演は1日1回限りで約3時間とあります。
なので。。分かち合う方の可能性大ですね。
しかも長丁場で有名な演目が3時間に縮まってます(笑)
獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)は、
三代猿之助四十八撰の内の一つ。
三代目猿之助が昭和56年に歌舞伎座7月公演で復活させ、
以来、大人気となり度々上演してきました。
猿之助さんは亀治郎時代後半、三代目の元を離れていたので、
三代目に所縁のある演目を上演するようになったのは襲名の少し前からです。
獨道中~は2014年10月新橋演舞場「猿之助奮闘連続公演」で、
初役で務めました。
三代目のマネをするのではなく、精神を受け継ぎ、自分らしく演じる。
まずは’初演に戻す’とおっしゃいました。
ということで、上演していくうちに15役になったのを18役に戻しちゃった(笑)
劇団一人状態で、幕開きから大詰まで出っぱなし!
特にラストの怒涛の早替りはアスリート以上!
本水もあるし、クレーンで客席の上を泳いだし(笑)
十二単衣を着た化け猫の宙乗りは圧巻です。
今回、巳之助さんも宙乗りがあるということなので、
化け猫で飛ぶ姿が見ることできるということでしょうか。
巡業なので、大掛かりな装置は移動が無理だと思うのだけど、
例えば本水とか。。。
どう巡業バージョンに作り上げてくるのか楽しみです。
そして。。
猿之助さんは本気で若手に芸を繋ごうとしているのですね。
三代猿之助四十八撰の中では、
「四の切」を海老蔵さん、「伊達の十役」を染五郎さんが演じています。
猿之助さんは伊達十を今だに演じていません。
染五郎さんは演じてから、さらに早替りに磨きがかかったと思うのは私だけかな。
(染五郎さん贔屓の皆様すみません)
それを今度は巳之助さんに繋いでいこうとしています。
もちろん本人もこれからずっと演じていく演目ですが。
巳之助さんは浅草歌舞伎で、猿之助さんが牙次郎役に抜擢してから
メキメキと目立つ存在になってきました。
浅草歌舞伎で渡したバトンの第二弾をまた繋ぐことになるとは。
思いもよらなかったけど、
獨道中~は巳之助さんに合っているかもしれない。
岡山公演だけでなく、秋の巡業は広範囲で地方をまわります。
京都春秋座も決まっていますね。
でもキャスト発表をしたのは岡山だけです。
出演ではなくダブルキャストの意味が知りたいです(笑)
詳細を待つしかないのですが。。
関東圏でも上演して~~~
秋は仕事とかぶりそうなのでご縁があれば嬉しいな。
それより、いつか歌舞伎座で猿之助さんの’伊達の十役’が観たい。
その日を夢みて。
猿之助さんにはいつも驚かされます。
aya。
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