連獅子。
こんばんは。
11月がスタートです。
歌舞伎座の初日が1日に開き、
1月の演目が発表になりました。
なんと2020年のスタートに
猿之助さん團子くんの連獅子を観ることができるとは!
夜の部の二つ目にかかります。
ちなみに猿之助さんは一つ目の「五斗三番叟」にも
亀井六郎役でご出演です。
あああ。。歌舞伎座で連獅子とは心憎い!
亀治郎時代は先代と何度も歌舞伎座で踊っているらしい。
私は歌舞伎座での四代目猿之助獅子を観たことがありません。
もしかしたら一生涯、歌舞伎座ではないかも。。と思っていました。
しかも、おもだか屋の次世代を担う團子くんが仔獅子です。
いよいよお家芸を團子くんに実戦で繋ぐ日がやってきました。
’澤瀉十種の内 連獅子’
おもだか屋には代々受け継がれてきた連獅子があります。
「亀治郎の会」のパンフレットによると、
~振りが多く、ダイナミックな動きが特徴。
獅子が乗る二畳台が二つではなく三つ。
石橋に見立てて、二つ並べた上にもう一つを架け渡す~
以前、とてもハードな踊りだとご本人もおっしゃっていました。
特に仔獅子は尋常ではないらしい。
私が観たのは2012年8月「亀治郎の会さよなら公演」です。
この年の6月に四代目猿之助を襲名しています。
自主公演「亀治郎の会」を10回まで開催するという
ご自身の発言を貫き、猿之助になっても開催してくださいました。
猿之助さんの連獅子!
おもだか屋の連獅子が観ること叶う!
と夢のような5日間でした。
ただ、この時すでに猿之助さんは親獅子でした。
2010年の日光東照宮の奉納歌舞伎で、
初めて親獅子を踊っています。
代々受け継がれてきた’手獅子’を先代から譲り受けたのも
この時のようです。
私が観た時の仔獅子は尾上右近さんでした。
確かにハード!
細かい動きが多く、速い。
毛振りも回数が多いと思います。
どんどん高速になり、
お客が激しく盛り上がったのを覚えています。
猿之助さんの獅子姿の凛々しいこと!
跳ねる高さが尋常でないくらい高く、
滞空時間が長いことったらありません。
今思い出しても鳥肌が立ちます(笑)
その後、イベントなどでは連獅子を踊っていて、
観に行った思い出もあります。
でも猿之助になってから本興行で踊るのは初です。
まさか歌舞伎座で観ることが叶うとは。
團子くんは弥次喜多のイメージが強いですが、
鏡獅子の胡蝶を踊った姿も印象的です。
それでもいきなり猿之助さんと二人!という感じ(笑)
猿之助さんと代々の舞踊で登場するとは、
またもや、してやられた。。と思ってしまう。
團子くんは現在15才です。
猿之助さんが初めて歌舞伎座で先代と連獅子を踊ったのが14才。
15才になる年でした。
単なる偶然かもしれないけど、
猿之助さんはご自身のことを踏まえて、
そろそろ團子くんにも繋いでいきたいと思ったのでしょうか。
團子くんの第一歩。
ここから始まるのですね。
観たら泣くかなぁ(笑)
今月の歌舞伎座では
幸四郎さん染五郎さんが連獅子を踊っています。
観ておくと違いがわかると思います。
比べるのも面白いです。
ワクワクが新春まで続きます。
嬉しいNEWSでした。
aya。
0コメント