あと8回。
こんばんは。
ワンピース博多公演はあと8回です。
東京公演でエースを演じた福士誠治さんが博多まで行き、
公演をご覧になったとご自身のblogに書いていました。
福士さんを舞台で初めて拝見したのは、
2010年の「亀治郎の会」でかかった’上州土産百両首’です。
男同士の友情が描かれ、ラストはほろっとさせてくれました。
1994年に歌舞伎座で上演した時は三代目猿之助&五代目勘九郎コンビ。
亀会当時、猿之助(亀治郎)さんは、
福士さんとの仲の良さが出ればいいなと思ったそう。
プライベートでも大の仲良しのお二人です。
猿之助さん演じる正太郎は江戸っ子風情がキリッといい男。
福士さん演じる牙次郎は「あじゃ~」という口癖から’あじゃがじ’といわれ、
ドジでワンテンポ遅いけど助けてあげたくなるキャラクター。
テレビの印象では、お役が逆なのではないかな。。と思っていました。
でも観ると、普段のお二人の関係性はこうなのだと納得。
ジェラシーするほどの兄弟愛に泣けてしまいました。
まだまだ猿之助さんも女形の印象の頃でした。
福士さんの舞台度胸も印象に残っています。
亀会と言えば、亀治郎ファンだらけですから(笑)
私はそこで舞台俳優としての福士さんに魅了されました。
その後、スーパー歌舞伎Ⅱ「空ヲ刻ム者」での共演。
とうとう本公演に登場した福士さんの存在感に脱帽でした。
伊吹役は、どこか牙次郎に似ていて、頼りない感じだけど心根が綺麗。
猿之助さんに抱きかかえられて息絶えるシーンは感動でした。
そして、今回のワンピース。
エース役が福士さんと聞き驚きました。
でもあまりエースのキャラがわからなかったので、
本当にびっくりしたのは初日です。
今まで聞いたことがない低音の魅力的な声、ワイルドな動き。
猿之助さんが歌舞伎的センスがある、とおっしゃってきたのがわかります。
見得をバンバンしていたり、海老ぞりしたり。
私が言うのもおこがましいですが、リズムに違和感がなかった。
それにとどめはフラッグ!
それは、おもだか屋でしょう~と想う場面を福士さんと嘉島さんに任せるとは!
初日の衝撃ったらありませんでした。
猿之助さんに抱えられて息絶えるのは二回目。
二人の関係の深まりを感じる密度が濃い場面でした。
本気で抱き合い、福士さんが遠慮なく猿之助さんにかぶりついている姿は、
初日から感動でした。
この場面は平さんの時はちょっとだけ物足りなかったのです。
平エースも好きなので、どう進化しているか楽しみです。
福士さんの二か月間の進化を観続けてしまったから。。
そして、牙次郎からの猿之助さんとの舞台での絆を観ているから。。
どうしても福士さんに肩入れしてしまう。
博多に行き、平さんのエースに今度はどんなことを感じるでしょう。
私自身が楽しみです。
博多行きも迫ってきました。
もういつ行くかは察していらっしゃると思いますが。
カウントダウンに入りましたので、
応援の気持ちを込めて思い出を綴ります。
ラストに福士さんのblogをよろしければ。
aya。
4コメント
2016.04.22 06:14
2016.04.22 06:10
2016.04.22 01:13