博多座三階から。

こんばんは。


オグリは明日は休演日です。

少しゆっくりお休み。。ではないですね、きっと(笑)

皆さんがリフレッシュできますように。


さて、旅のことを綴っておこうと思います。


★お芝居の内容を知りたくない方はご注意ください。


1日目、福岡空港に着くとそのまま博多座近くのホテルへ。

夜の部前に1時間くらいお茶をしようと

ずんこさんの妹ちゃんと’鈴懸’で会いました。


先に並んでくれていたのでスムーズに入ることができて感謝。

イチゴのパフェが美味しかったです。


妹ちゃんはすでに隼人オグリを観ているので

オグリの話で盛り上がりました。


お陰でテンション上がりました。

その勢いで博多座へ向かいます。


久しぶりの猿之助オグリです。

お席は三階席。

とっても広い!天井が高い!

何度目かの三階ですが、

いつもながらイスの座り心地もいいし、眺めも最高。


最前列の視界には転落防止用のクリアな枠があり、

気になる方は気になると思うけど私は平気です。


舞台一面の鏡に映る客席は懐かしい。

ああ、オグリに来たな。。。


猿之助さんの歌舞伎は一度は上階から見ないと気が済みません。

隅から隅まで猿之助さんを感じることができるからです。


博多座はスーパー歌舞伎を上演するには最適な劇場。

先代から当代猿之助さんになってもそれは変わりません。


音響が素晴らしく、耳に心地よく、

ライティングは色に品があり、

前回よりもスッキリしたように思いました。


猿之助さんは会見で映像を増やしたと言っていました。

そのとおり多用していて、’高橋くん’がらみでは新しい演出もありました。


新橋演舞場が決して嫌なわけではないですが、

よりゴージャスに上質に生まれ変わった感じです。


ワンピースの時にも思いましたが、

舞台面のライティングの柄が巧みでした。


確か、餓鬼病のオグリがセリ上がってきた時、

猿之助さんを中心にモヤモヤな光が広がっていくのが好きでした。


セリも以前より多用している印象です。

新悟さんがお衣装を早替りしているのは驚きました。


フラッグのフォーメーションも面白いし、

アクションチームの新場面に前のめりで大興奮しました。


三階席の醍醐味の一つである宙乗り。

上に向かってくる猿之助さん隼人さんを見るのは

目が足りなかった。


天井が高くて、見ていてヒヤヒヤなんですけど(笑)

側で見た猿之助さんの安定感で心が落ち着きました。


もう一つの醍醐味は博多座の’大向う’さん。


二日目の一階席でも声がよく聞こえました。

三階では尚更です。


飛梅会の大向うは統一感あり、お芝居を盛り上げてくれます。

いつも聞くのが楽しみです。


主要な役者さんにまんべんなく声がかかります。

「石黒!」とか「浅野!」とか。


おそらく毎日演技を微妙に変えているだろうチームオグリに

これだけかけているのは本当にすごいです。


東京ではほとんどかからなかったので、

とても新鮮で面白かったです。


二日目には飛梅会の会長さんと久しぶりにお話もできて嬉しかったです。

歌舞伎愛に溢れたお話はいつ聞いても刺激をいただけます。


会長さんに負けずに愛情をもって盛り上げていきたい。

私の話にお付き合いくださり感謝でした。


大向うが各所にかかるオグリは

博多座でしか体験できないと思います。


私が泣いたのはカーテンコール。

あの曲がかかると胸が熱くなるのです。


東京の思い出がよみがえり、

猿之助さんが中央にいるだけで感無量。


猿之助さんにまんまとしてやられたようで悔しいけど、

幸せを感じて泣けるのだなぁ(笑)


新悟さんと二人で踊るシーンが加わり、

最高に幸福感でいっぱいのカーテンコール。


あの笑顔を見たかった。

最高に幸せでした。



偶然にも友人が同じ日の遠征でした。

幕間に待ち合わせをして会うことができました。


幕間は’歓喜の門’を写真に撮り放題!

Twitterでそのことを知りマネしてみました(笑)

友人に付き合ってもらいました。


HAKATAZA BAKERYでスコーンを買って、

広い劇場を眺めながらいただきました。


終演後は街をぶらぶら。

博多で明太子を食べたことがなかったことに気づき、

「めんたい重」を堪能。


ここは有名店で終演後でも余裕で間に合います。

思うより美味しくて博多を満喫している気分になれました。


泊まったホテルがこれまた快適で感動。

壁に博多水引をイメージした装飾がありセンスがいい。

ゆっくりできました。


いつも博多の旅はいろんなご縁に恵まれます。

小さな幸せがたくさんやってくる。


入る時に降っていた雨が、

夜には上がり満月が綺麗でした。



次の日は一階席で猿之助さんを楽しみました。


続きます。






aya。





aya's lounge

歌舞伎に出合って 何だか人生変わりました。

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