約束。
こんばんは。
今日は久しぶりに司会打合せに行ってきました。
仕事を受けるには決心が必要でしたが、
お世話になったこともありお受けしました。
博多座で猿之助さんにいただいたパワーが効いたのか、
緊張したけど無事に済み、このまま本番に繋げそうです。
博多座 新版オグリは後半戦です。
今日は満員御礼だったそう。
早く帰宅しゆっくりしていたから、
そんな話題に博多座に行きたくてしようがなくなりました。
でもスケジュールが合わない。。
で、南座日帰りを追加することにしました。
それだけ博多座オグリが素敵だったからです。
進化したオグリは素晴らしかった。
もちろん東京の初演もよかった。
初演あってこその博多だから、
あの二か月間は私にとっても宝物です。
東京を観たからこそ、
猿之助さんにどれだけすごい才能と決断力があるか感動したのです。
削ぎ落しをしたら、
よりテーマが心に迫るようになったと思う。
三幕それぞれではなく全てがさらに繋がってきた感じでした。
★ここからは内容に触れますのでご注意ください。
博多座で初めて観た時、
幕開きの小栗党シルエットの動きが変わったところから、
お!!と(笑)
その後の大胆カットで、
猿之助オグリが早く登場するようになったのには歓喜でした。
カットされた部分はセリフでカバーしてあったので、
なるほどと納得でした。
鬼鹿毛の立廻りで猿之助さんがいないのは寂しいけど、
あのフラッグアクションには大興奮!
アクションチームの見せ場もあって時間も延び、
こんなに一幕から盛り上げちゃっていいの!?みたいな。
でもこれでお客さんは心鷲掴みされちゃいますね。
ここにダブル附け打ちがきているのにびっくり。
どうりで迫力倍増なわけです。
記憶が薄れてきているのですが。。(笑)
以前、地獄のダブルだったところはシングルに。
で、地獄の附け打ちさんは白いお着物になってました。
統一感でました(笑)
立廻りは’総力戦’の感じが強くなっていて好きです。
オグリと閻魔様の問答が半分になったことで、
すごくスッキリして言葉の重複感がなくなっていました。
餓鬼病になってからのオグリと照手のシーン。
オグリが照手だと気づく場面のやり取りが少し変わっていました。
照手がオグリたちのことをどれだけ大事に思っているか、
それと照手の人間性をより感じることができたと思いました。
鬼王や鬼次たちに助けてもらった恩を忘れず生きているのが、
その時に見えたような気がします。
それと、三日の暇の後には。。の言葉が変わっていて、
こちらのほうが照手らしくて好きでした。
オグリは、以前より絶望感が増していました。
照手の存在を知り、近くにいても何もできない自分を攻め、
自分の無力を悟ります。
その猿之助さんの凄まじいこと。
だから照手と別れ際にする’約束’が一筋の光が差したよう。
愛する人との約束が生きる希望になり、
力になるのだと自然と涙が溢れました。
満天の星の下、
照手にすがるような表情には切なくも希望を感じ、
以前よりもこのシーンが好きになりました。
だからこそ、ラストの再会のやり取りが
より自然に、より感動的になったと思いました。
約束のシーンが甦り、
照手を思いっきり褒めるオグリが最高にカッコよかったです。
この場面に向けて一気に盛り上がっていく感じ。
Happy感が増してる。
また観たいな。
観る側の心で感じ方も違ってくると信じています。
心も日々変わります。
だからやめられないのですよね。
aya。
0コメント