猿之助さんの風。
こんばんは。
熊本、八千代座でのチーム申番外公演初日おめでとうございます!
猿之助節サクレツのようで(笑)
それでこそ猿之助さんです。
そして、Twitter上で8月歌舞伎座の新聞広告が話題になりました。
猿之助さんがご出演!三か月連続歌舞伎座です。
中村屋中心の納涼歌舞伎に初出演ですね。
でもまた三部制。。詳細を待ちます(笑)
午前中はホットヨガに行ってきました。
リンパマッサージを取り入れたクラスでデトックス。
無心になれて良い時間でした。
明日から徐々にお仕事モードにテンションを上げていきます。
昨日訪れた小江戸川越。
お写真が少しわかりづらいのですが、
蔵造りの町の入り口あたりで風鈴の音が迎えてくれました。
その音に、気持ちがふわ~っと高揚する感覚になりました。
「よく来てくれたね」そんなふうに言ってくれているよう。
その後、氷川神社で’風鈴’についてのコラムを偶然目にしました。
神社に鈴は欠かせないもの。
巫女さんが鳴らす神楽鈴、お賽銭箱の上に吊るされている鈴など。
音色には’清め’や’祓う力’があると言われていて、
心身を清めてから祈るという考え方を表すそうです。
これらは人が鳴らす鈴です。
自然に鳴る鈴が風鈴。
風に神様の出現を感じたり、
風は人の想いを運んでくれると信じていた古来の日本人。
風鈴の音はそうした目に見えない存在を感じさせてくれました。
吹く風に、神様や想う人を感じていたそうです。
素敵なお話だなぁと読みました。
私が出逢った風鈴の音も神様が鳴らしてくださったのかもしれません。
そんな時に猿之助さんの「歌舞伎美人」のインタビューを読みました。
来月歌舞伎座出演に代表!?で猿之助さんとは嬉しいです。
務める三役について完結にお話なさっています。
第一部の典侍の局(すけのつぼね)は初役です。
そして本人が初お目見得で安徳帝を演じた思い出の場。
第二部のお里を演じるのが楽しみとおっしゃっていますね。
2001年以来5回目だそう。
権太もやってみたいだなんて!見てみたいです!
第三部の四の切は、もう手順を考えずに演じることができるとか。
その日で演じ方が変わってもいいのでは?とまた斬新なことを言ってます。
一回見ただけではダメという意味でしょうか(笑)
でも私が一番心に響いたのは、
「義経千本桜はどこか懐かしく、家に、母体に帰ってきたような。。」
という猿之助さんの感覚です。
初お目見得をした歌舞伎座で、同じ演目に出演すること、
そして。。やはり一生やり続ける「四の切」をすることは、
感慨深いものがあるのだと思います。
私の心に温かいものが広がりました。
役者さんが舞台に登場すると風が吹きます。
その風はそれぞれ。
猿之助さんの風は、優しかったり、激しかったり、冷たかったり、温かったり。
どんな風も愛に溢れて心地いい。
「義経千本桜」で猿之助さんの風はどんなだろう。
猿之助さんの想いも少し運んでくれるでしょうか。
桜は舞うのかな。。
歌舞伎美人のインタビューです。
aya。
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