6月の始まり。
こんばんは。
新たな月がスタートしました!
「歌舞伎美人」には、すでに今月の上演時間と幕見案内が掲載してあります。
こんなに早い時間に掲載されているということは、
お稽古もスムーズに終了したということですね。
「義経千本桜」は役者さんたちもスタッフさんたちも、
体や心に刻まれているお芝居なのでしょう。
今日は歌舞伎座に行きましたので、
木挽町広場で噂のチラシをいただいてきました。
B5サイズで三つ折り。
表は上のお写真、義経千本桜の人物相関図。
一緒にいた知人たちが「これは欲しいよね」と
歌舞伎をあまり知らない人も手に取りバッグへ。
こうして高麗屋さんと並んでいる猿之助さんはレアだと思います。
見ていたら何だか感動が湧いてきました。
ストーリーを尋ねられたので話していて気がつきました。
一部二部で人がたくさん死んでしまうこと。
でも、三部はHappyになれるということ。
だから通して観たほうがHappyになれます(笑)
人が死ぬと言っても、
歌舞伎の登場人物は簡単には絶命しません。
ツッコミたくなるほど時間をかけます。
散り際には’美’があり、その人の人生が現れると思っています。
一部二部はそんな視点でも楽しめそうです。
三部は、そんな雰囲気を一新させてくれる猿之助さんです。
桜のピンクに歌舞伎座が包まれます。
チラシのビジュアルがとても可愛い。
でも’生’の猿之助狐はこんなものではありません!
是非、本物を観に劇場へお越しください。
狐そのものに近づこうとする猿之助さん。
インタビューでおっしゃっていた
「とにかく可愛く」仕草もめっちゃ可愛いです。
「息遣いをみせない」息が乱れません!話す時の呼吸の仕方もすごい!
「宙に乗る」まさに飛んでいく。
これらももちろん見どころです。
これに加えて私は、その歩き方も好きなのです。
足音しませんから(笑)
本当に動物か!とツッコミたくなる。
またきっと新たな発見があるに違いありません。
それも楽しみです。
そして、楽しみなお知らせがありました。
★2010年8月 国立劇場大劇場
市川亀治郎「四ノ切」初演舞台写真展!
2016年6月5日(日)〜26日(日)
12:00~19:00(日曜は18:00まで)月・土曜休館 入場無料
撮影:齋藤芳弘
亀治郎ギャラリーがあるエスパス・ビブリオで開催されます。
「亀治郎の会」で初めて’四の切’を演じた時の写真展です。
もう6年前になるのですね。
歌舞伎座観劇と合わせてどうぞ。
私も伺います!
ワクワクな一か月のスタートです。
aya。
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