青天の霹靂。
こんばんは。
九州の大雨が心配です。
被害が拡大しませんように。
大阪では船乗り込みが行われました。
雨天決行とは粋です。
役者の皆様の笑顔、白地の浴衣の爽やかなこと!
SNSでその様子を楽しむことができました。
海老蔵さんのblogでは、
7月歌舞伎座のお稽古の様子を楽しむことができます。
なかなかハードそうですが、
猿弥さんのお写真には癒されます(笑)
さて、先日、猿之助さん巳之助さんの秋の巡業の制作発表が行われました。
二人並んだ姿に改めてときめいた(笑)
ニュースには必ず年齢が出ますね。
猿之助(40)巳之助(26)。。これも改めて観ると感慨深いです(笑)
こんなに年の差があったのだなぁと。
猿之助さんは若い!
だけど、もう上に立つ人のお顔になっていてすごい。
秋の巡業で上演するのは、
「三代猿之助四十八撰の内 獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」
一昨年の秋に奮闘公演で、猿之助さんが初役で務めました。
初役とあり、初演に戻す形で一人18役演じました。
記事によると、巳之助さんとのダブルキャストは猿之助さんの案。
ワンピースの活躍、その後の舞台の成長を見て指名したそう。
猿之助さんが一昨年に初役だったお役を、
巳之助さんが今の年齢でなさることは想定外、まさに青天の霹靂。
今回は15役を二人で分かち合う。
上演を重ね改良され、最近では15役が定番です。
13役を勤め早替りするか、2役務め宙乗りするか、2パターン。
猿之助さんは猿翁さんの教えとして、
元気な’今’を見てもらうことが大事。。と。
これはご自分の実体験でもあるからすごく説得力があります。
猿之助さんがおっしゃっていますが、
見る方も、早替りは鮮やか過ぎてもつまらない。
猿之助さんの舞台のはけ方が面白い。
去り際、着替えに行くよ~とばかりにたっぷり溜めて出る(笑)
そして、登場すると、また猿之助だよ!と言わんばかりに顔を大胆に見せる。
同じ役者が演じているアピールがすごい(笑)
巳之助さんの演じ分け、早替りはどうなりますでしょうか。
十二単を着た化け猫の宙乗りも必見です。
こういうのは巳之助さんも得意そうだし(笑)
春秋座以外の劇場は宙乗り機構がないので、
上手から下手へ。。など工夫がされるようですね。
この演目を巡業ですると聞いた時は驚きました。
上演時間は縮めるとして、本水、宙乗り、早替り。
やはり本水は無理のようですね。
花道がない劇場もあるかもしれません。
早替りの出入りなどは臨機応変になるのかな。
宙乗りの場面、早替りの所作事を中心に構成するとあるので、
巡業バージョンとして、また違った雰囲気で楽しめそうです。
チケットは松竹webでは扱いはなく、
各劇場に問い合わせるようになります。
これから発売する劇場もありますし、すでに完売のところもあるようです。
私はまたまた遠征をして楽しもうと計画中です。
ワンピースの成功により、
猿之助さんと巳之助さんは確実に進化しました。
’猿之助’になり「できなかったことができるようになった」
と言っていたのが印象的ですが、
とりまく環境はさらに変化しているのだと感じます。
やりたいことをどんどん実現させてほしい。
猿之助さんは決して裏切らない。
毎回、予想を遥かに超えてくる。
猿之助&巳之助コンビは、
どんな相乗効果を生み出すのか楽しみです。
巳之助さんによって、きっと猿之助さんだって進化するはず。
まずは、来月歌舞伎座「流星」の舞、
「荒川の佐吉」佐吉&辰五郎コンビで魅せていただきます。
辰五郎って本当にいい役なんですよね。。
ともに’華’がある。
会見の二人並んだ姿に感動でした。
aya。
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